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住みやすい土地ってどんな土地?分譲地を検討するメリット

2023.06.15

#家づくりノウハウ

新築注文住宅を建てようと思った時、多くの方は土地探しから始めるかと思います。

自分たちが住みたい家のイメージを固めていく中で、広い土地がいいのか、交通の便がよいところがいいのか、学校や公園などに近いところを望むのかなど、人によってさまざまな理想があります。

 

住宅メーカーや不動産、あるいはインターネットなどで土地を探す中で、分譲地とそうではない土地を見比べるタイミングもあるかと思いますが、そもそも「分譲地」とはどのようなものなのかをしっかりと理解できていますか?

 

どんな土地を選ぶかによって後々の生活の利便性はまったく異なるため、予め知識を持っておくことで、より良い土地選びが行えるかもしれません。

そこで今回は、新築注文住宅を分譲地で建てることのメリットとデメリットについてご紹介します。

 

 

 

「分譲地」とは?

 

分譲地とは、不動産業者が広い土地をまとめて購入し、区画に分けて販売している、主に住宅のための土地のことを言います。

その規模は様々で、区画が100を超えるような大規模のものは「大規模分譲地」と呼ばれます。

駅から離れた場所で、商業施設なども備えられ、その分譲地がそのまま1つの街になっていることもあります。

反対に、数件ほどの区画で成る「小規模分譲地」は、駅から近い場所や市街地、幹線道路沿いなどで開発されることが多いです。

分譲地と言っても、規模によって環境が異なることに注意しましょう。

 

 

「宅地」との違い

 

宅地とは土地の登記記録に記載される地目の種類の1つです。登記にはその土地の利用状況が記されており、宅地は「家を建てられる土地」のことを言います。

地目は全部で23種類あり、地目によって建物を建てて良いかどうかを判断されることはありませんが、「宅地」以外の土地に建物を建てた場合は、登記記録の地目項目を「宅地」に変更しなければなりません。

ただし、地目が「田」「畑」の場合は別の用途での使用が制限されているため、自分の土地であってもそれらを潰して家を建てることはできません。

田畑から宅地に転用するには、農業委員会や自治体の許可を得る必要があります。

 

 

分譲地のメリット

 

・インフラが整備されている

分譲地は住宅を建てることを前提にした土地なので、水道や電柱など、予め必要なライフラインが整備されています。

分譲地でない土地の場合、整備がされていなければ買い手が費用を負担して行わなければなりません。

「金額だけに注目して安い土地を買ったけれど、結果として想像以上に土地費用が掛かってしまった」ということもあり得ます。

 

 

・街並みが計画されている

特に大型の分譲地の場合、開発段階から街作りの計画がなされていることが多いです。

それぞれの家が無秩序に建築されるのではなく、その地域全体で住みやすいように開発されるので、自動的に利便性の良い地域になる確率が高くなります。

公園やスーパー、ゴミステーションなども予め整備されていることが多く、生活利便性も向上します。

また、分譲地によっては歩道を広くとるなど、交通事故が発生しにくいような設計がされているところもあり、小さなお子さんがいる家庭でも安心して生活を送ることができます。

 

 

・新しく住み始めた人同士なので馴染みやすい

昔からある土地に家を建てて移り住む場合、既に人間関係ができあがっていることも多く、なかなか住民同士の輪に入れないというケースも少なくありません。

それに比べ、新しく開発された分譲地では住民全員がほぼ同時に生活をスタートさせるため、人間関係も築きやすくなります。

また、家を建てるタイミングとして子育て世代が入居していることが多いので、お子さんを軸にした人間関係を構築しやすい環境とも言えます。

学校の状況や進学に関する情報なども自然と入って来やすくなり、お子さんにとっても良い環境と言えるでしょう。

 

 

・街並みがおしゃれなことが多い

レンガ造りの道路や、緑の多い町並みに憧れて分譲地を選ぶ人も多いのではないでしょうか。

大規模分譲地の街づくり計画には当然景観も含まれています。

外観にある程度のルールを定めることで町並みに統一感が出るため、おしゃれな雰囲気の中で暮らすことができます。

 

 

 

分譲地のデメリット

 

・人付き合いが濃くなりがち

分譲地は入居するタイミングが近いこともあり、住民同士のコミュニケーションが密になりやすく、それが助け合いや防犯に繋がるというメリットがあります。

しかしこれは人によっては「人付き合いが濃すぎて苦痛」と感じることもあります。

できるだけ近所と関わらずに静かに暮らしたいと考えている人にとっては、大きなデメリットになってしまいます。

 

 

・希望する間取りの家が建てられない場合も

分譲地は、各区画の土地の広さや価格がある程度平均的になるように販売されていることがほとんどです。

そのため、建物や庭をかなり大きくとりたい場合や、大きな窓を作って景色一体を眺めたいといった強い希望がある場合は、土地の広さや近隣の環境との兼ね合いなどからそれらの希望が叶わない可能性もあります。

土地の向きによっても可能な間取りが変わってくるため、強い希望がある場合は空き区画の多い分譲開始直後などに土地を選ぶのがおすすめです。

 

 

・交通アクセスが良いとは限らない

特に大規模分譲地の場合は広大な土地を必要とするため、必然的に建物の少ないエリアに計画され、駅からの距離が空いてしまうことになります。

分譲地の多くは大きな道の近くなど、車での行き来がしやすいよう設計されているので、車があればそれほど大きな問題にはなりませんが、もし無い場合は交通の便の悪さが生活の質に直結してしまう可能性があります。

特に職場や学校へのアクセスが悪いと、毎日のことだけにストレスを感じることもあるでしょう。

交通手段や所要時間などを必ず確認し、問題なく通えるかどうかをしっかり検討しましょう。

 

 

分譲地を選ぶ際に注意すべき事

 

・建築条件付き土地かどうか

分譲地の中には、家を建てるときの施工会社が予め決められていることがあり、その場合他の建築会社や施工会社を選ぶことはできません。

こだわりの住まいを建てたい場合は、その施工会社がどのような家を作っているのか、どの程度の自由が可能なのかをしっかり確認しましょう。

 

 

・インフラ整備代は土地の価格に含まれる

分譲地の多くは電気やガス、水道が既に敷地内に引き込まれた状態で販売されています。

その分の費用は土地代に反映されていることが多いです。

もし他に気になる宅地があって値段を比較したいのであれば、その土地の販売価格だけに注目するのではなく、その点を把握した上で行いましょう。

 

 

 

まとめ

 

新築注文住宅を分譲地で建てることのメリットとデメリットについてご紹介しました。

子育て世代や若い夫婦に特に人気が高い分譲地。その人気の理由は環境の良さと分かりやすい金額設定です。

分譲地の規模や、立地、開発業者によっても個性があるので、まずはネットで調べたり資料を請求したりなどして、自分が気に入るものを探してみましょう。

 

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ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

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