エルク通信 エルク通信

  1. HOME
  2. エルク通信
  3. 住まいの小さなギャラリー!おしゃれな「ニッチ」の作り方

住まいの小さなギャラリー!おしゃれな「ニッチ」の作り方

2025.04.17

#家づくりノウハウ

新築注文住宅を建てる際、せっかくなら賃貸マンションやアパートではなかなかできない間取りやデザインを取り入れたいと考える方も多いかと思います。

自由設計で叶えられるものは数多くありますが、その中でも手軽に簡単に個性が出せるため人気なのが「ニッチ」です。

「ニッチ」という言葉は聞いたことがなくても、モデルハウスやSNSなどで実例を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

 

今回は新築注文住宅を建てたいと考えている方に、ニッチについての基礎知識やおしゃれな取り入れ方をご紹介します。

 

 

 

手軽に住まいを彩れる「ニッチ」とは?

 

ニッチとは、元々「隙間」という意味を持ちますが、使われる分野によって意味も変わります。

住まいづくりの場面でいう「ニッチ」とは、壁の一部に作るくぼんだスペースのことです。

多くの場合、建物の強度に影響がないように柱と柱の間の部分に作られます。

 

奥行きがあまりないため、インターホンやスイッチなどの機器をまとめるリモコンニッチとしてや、お気に入りの雑貨を飾るスペースとしてよく活用されています。

もし奥行をもっととりたい場合は、構造的に必要な壁厚よりも壁を厚くすることで奥行があるニッチをつくることができます。

 

 

取り入れる場所によって異なる使い方

 

1.飾り棚として活用

お気に入りの雑貨や写真などを飾ったり、家族の記念写真を飾ったりされているご家庭も多くいらっしゃいます。家族がリビングはもちろん、廊下や階段の壁面に作ればギャラリーのような雰囲気にもなります。

 

また玄関も飾り棚としてのニッチを採用するのにおすすめの場所です。毎日出入りをする家族だけでなく、来客の目を楽しませることができ、それぞれの家の個性を表するにぴったりだからです。

季節のイベントや家族の行事に合わせて、変化させていくのも楽しいでしょう。

 

 

2.スイッチや機器類をまとめる

インターホンや給湯器など、壁に設置する機器をニッチにまとめると壁面がスッキリとした印象になります。

スイッチ類が壁から飛び出さなくなるので、乱雑さを抑え、見た目を美しく保つことができます。

 

多くの場合、リビングやダイニングの壁やキッチンの近くなど、家事をしながらでも操作がしやすい場所に配置されることが多いです。

 

 

3.壁紙やタイル、間接照明などで飾る

ニッチは収納スペースとしてだけではなく、インテリアデザインのアクセントとしても効果的です。

くぼんだ部分におしゃれな壁紙やタイルを貼ったり、間接照明を入れたりと様々な工夫が可能です。

 

また、トイレや洗面所などの限られた空間でも、ニッチがあるだけで視覚的な広がりを感じられ、スタイリッシュな印象を与えることができます。

 

 

 

家にニッチを作る際のポイントや注意点

 

ニッチを作る場所をあらかじめ決めておく

たくさんメリットがあるニッチですが、住宅内のどの壁にでも設置できるわけではありません。特に奥行のあるニッチを作りたい場合は壁厚を厚くする必要があるので、早めに場所を決めておきましょう。

 

また、ニッチを設置するときには、あらかじめ何をどのように収納したり飾ったりしたいのか計画を立てておくことが大切です。なんとなくで作ってしまうと「思っていたものを飾れなかった」ということになる場合もあるからです。

設置する前に飾りたいものや中に入れたいもの数や大きさなどをイメージしておけば、使いづらいニッチを作ってしまうのを避けられます。

 

 

収納するものに合わせて動線上に設置

ニッチを収納スペースとして使う場合、動線を考えた配置が必要です。

おしゃれなニッチを作っても、使う場所から離れていると使うたびに取りに行く必要があり、余計に不便になってしまいます。

もしスイッチや機器類をまとめたいなら、配置にも注意しましょう。それぞれの機器は大きさがまちまちなので、高さを揃えるなどどこかに基準を設けると美しく見せることができます。

また洗面所やトイレといった狭い空間で収納として使う場合には、仕上げ材を他の壁と統一させると、圧迫感がなく、空間全体が広く感じられる効果が期待できます。

 

 

多用に注意

ちょっとした収納やアクセントとして様々な場面で活用できるニッチですが、あくまでワンポイントとして採用しましょう。

アクセントも多すぎると、インテリアがまとまりにくくなってしまいますし、細かな収納があちこちにあっても使いこなせなくなってしまう可能性があるからです。

もし収納スペースをたくさん用意したい場合は、ニッチとは別にしっかりと奥行きのある収納スペースを作った方が使い勝手が良くなります。

 

 

 

まとめ

 

「ニッチ」とは、壁の一部に作るくぼんだスペースのこと。

奥行きがあまりないため、インターホンやスイッチなどの機器をまとめる場所としてや、お気に入りの雑貨を飾るスペースとして活用されています。

壁面のワンポイントとして上手に活用すれば、見せる収納として活用できるほか、単調になりがちな空間を華やかにすることができます。

アクセントクロスやタイル、間接照明などで照らしても素敵です。

 

エルクホームズには経験豊富な設計士やインテリアコーディネーターが在籍しており、お客様の理想の暮らし方に合わせて一邸ずつ自由設計での住まいづくりを行っています。

山口・広島でおしゃれで快適な住まいづくりを叶えたい方は、エルクホームズの展示場をぜひ一度ご体感ください。

 

 

 

↑資料請求はコチラ

 

↑来場予約はコチラ

 

ページトップに戻る
ページトップに戻る