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子ども部屋はいつから?成長に合わせて変わる目的

2022.09.29

#家づくりノウハウ

注文住宅を建てるとき、お子さまがいるご家庭なら多くの方が子ども部屋を作ろうと考えるのではないでしょうか?

しかし、長年暮らす中で子どもは著しく成長し、心や体は大きく変わります。

子ども部屋を考えるときは、年代別に変わる子ども部屋の目的を考えることが大切です。それぞれの目的やメリットとデメリットを確認しながら、お子さまにあった子ども部屋づくりをしましょう。

 

 

注文住宅を建てるとき、子ども部屋を与える4つのメリット

まず、注文住宅を建てるとき、子ども部屋を与えることで得られる4つのメリットをご紹介します。

 

・管理能力が向上する

初めは親御さまのサポートが必要ですが、「自分の部屋を快適に使うためにはどうすればいいのか」と工夫していくうちに自己管理能力が鍛えられます。

 

・自立心が向上する

ずっとそばにいるとつい世話をしたくなるのが親心ですが、物理的な距離を取ることによってお子さま自身で考えて行動する力が高まります。

 

・プライベートを守れる

子ども部屋を与えることは、お子さまのプライベートを守ることにもつながります。勉強や寝るための部屋だけでなく、「安心できる自分だけの空間」としてお子さまの心のよりどころとなるでしょう。

 

・リビングが散らからなくなる

お子さまのおもちゃや学習用品がリビングにあるとどうしても乱雑に見えますが、子ども部屋に収納することですっきりとしたリビングを維持しやすくなります。

 

 

注文住宅を建てるとき、子ども部屋を与える3つのデメリット

注文住宅を建てるとき、子ども部屋を与えるとさまざまなメリットを得られる半面、以下のようなデメリットがある点に注意が必要です。

 

・親の目が届かない

お子さまが子ども部屋にいる間は親の目が届かず、子どもの行動を制限しづらくなります。放っておくとゲームやパソコンなどに没頭してしまうなど、生活面や学習面に支障が出る可能性もあるでしょう。

 

・掃除が大変

整理整頓が得意なお子さまなら問題ありませんが、掃除が苦手なお子さまもいるでしょう。「片付けなさい」と言ってもなかなか片づけない、せっかく片付けてもすぐに汚くなるなど、掃除の面で苦労する可能性があります。

 

・こどもが部屋に引きこもりがちになる

子ども部屋が快適すぎるとお子さまがリビングで過ごす時間が少なくなり、家族間のコミュニケーションが希薄になる恐れがあります。

 

 

子どもが複数人いるときはどうする?

 

お子さまが複数人いるご家庭では、「注文住宅を建てるとき、それぞれに子ども部屋を与えるほうがいい?」とお悩みの場合もあることでしょう。基本的にはそれぞれのお子さまにパーソナルスペースを確保し、特に男女の兄弟である場合は部屋を分けるほうがよいとされています。

 

しかしお子さまが幼いうちから無理に分ける必要はなく、初めはひとつの部屋を兄弟・姉妹でシェアする形でも問題ありません。それぞれのお子さまの成長や希望などを考慮しながら、少しずつ準備を進めていくとよいでしょう。

注文住宅の建築時には大きな部屋を複数人で共有させて、ある程度の年齢になったら間仕切り壁や家具などで仕切って別々の部屋にするという方法も考えられます。

 

 

年代ごとに代わる子ども部屋の目的

 

子ども部屋は基本的に勉強や就寝、着替えなどをする場所です。小学校に入学するまでは睡眠も着替えも親の手伝いが必要なケースが多く、寝室も親と一緒にしている子どもが多いのではないでしょうか。

また小学生くらいまではリビングで勉強をする子どもも多いようです。その時期が過ぎると勉強や宿題の量が増え、一人で集中するためにも部屋で過ごす時間が増えてきます。思春期を迎えると、子ども部屋はよりプライベート空間の意味合いが強くなります。

中学・高校と成長していくと、大学進学や就職を機に家を離れることも考えられます。

 

つまり、子供が子供部屋を使う一般的な年齢は、小学校入学の6歳から高校卒業の18歳、もしくは大学卒業の22歳頃までと考えることができます。もちろん、その家庭によってもっと長くなる場合もありますし、逆に短くなる場合もあります。

 

建物の寿命や自分がその家に住む期間を考えると、思っていたより短いとは思いませんか?その後は開かずの部屋になってしまうともったいないですよね。

注文住宅の建築時に子供部屋を専用の部屋と考えず、お子さまが家を離れた後にも別の用途で使えるように工夫しておくと、スペースを無駄にせず使うことができます。

例えば、収納をオープンタイプにすることでお子さまが家を出られた後は部屋全体を納戸として使用する方法や、アクセントクロスを変えるだけで部屋の雰囲気も変えられ、趣味室として使えるようにする方法などが考えられます。

 

 

今回は注文住宅を建てるときに子ども部屋をつくるメリットとデメリット、そしてお子さまの年代ごとに変わる子ども部屋の目的についてご紹介しました。

子ども部屋の大きさや作り方は、注文住宅を建てられる方によって大きく変わる要素でもあり、なかなか「これが正しい」というものが見つかりにくいかと思います。

そのような時はぜひエルクホームズの完成見学会やモデルハウスをご覧になり、具体的な大きさをイメージしながら計画を進められるのをおすすめします。

また、エルクホームズの注文住宅は全邸オーダーメイドで一邸ずつ設計士がプランニングしています。山口・広島で注文住宅の建築をお考えで子ども部屋の計画にお悩みの方は、経験と知識の豊富なエルクホームズの設計士にご相談ください。

 

 

 

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