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ニューノーマルな家づくり!衛生動線の上手な作り方

2024.11.07

#実例紹介

生活動線とは、住まいでそれぞれの人物が行う活動を線状にしたもので、通勤のための動線、家事のための動線、来客時の動線などに分けられます。

新築注文住宅を検討されている方がよく目にする住まいづくりの情報サイトなどでは、毎日の家事の効率をよくする「家事動線」が取り上げられることが多いのですが、近年、感染症対策の観点から「衛生動線」も注目されるようになりました。

そこで今回は、そんな「衛生動線」についてご紹介します。

 

 

衛生動線とは

衛生動線とは、住まいの中でも洗面所・トイレ・浴室などの衛生面に関わる場所までの動線のことを指します。

このような水回りの設備は、その家の住人がほとんど毎日、何度も使う空間となるため、使い勝手の良さが重視されます。

その一方で、家族間や来客時のプライバシーにも関わるため、使いやすいように単に並べて配置すればいいとはならないのが難しいところです。

 

基本的には水回りは1カ所にまとめると、入浴時や洗濯などの家事を行うときに効率よく動けるようになります。プライバシーが特に気になるトイレはそれぞれの部屋からのアクセスが良く、かつ音やにおいが気にならない場所が良いでしょう。

もし居室のすぐ近くに配置する必要がある場合は、ドアを1枚隔てるようにしたり防音壁を取り入れたりするなど、音が伝わらないような工夫をすることで解決する場合があります。

 

 

衛生動線を考えた間取りの実例

ここからはエルクホームズで実際に建てられたお客様のお家から、衛生動線の実例をご紹介します。

 

 

ただいま手洗いのある間取り

 

帰宅時や来客時にすぐに手を洗えるように、玄関のすぐ近くにただいま手洗いを設けた間取り。

洗面台の多くは脱衣室やランドリールームに備えられていることが多いですが、脱衣所とは別の場所にも設けることで、部屋干しなどでランドリールームを見せたくない時でもお客様に手洗いを勧めることができ、感染症対策にもなって安心です。

 

 

水回りをぐるりと回れる回遊動線

 

玄関からまっすぐに進むとリビング、右に曲がるとランドリールームから洗面脱衣室と浴室につながる動線を設けました。

リビング側からも洗面脱衣室、そしてランドリールームへとつながる回遊動線のある間取りです。

小さなお子さまがいらっしゃる方やアウトドアの趣味を持たれている方のお家では、帰宅してすぐにお風呂へ向かえる動線も人気です。

来客時の動線と分けることで生活感を目隠しして、モダンなインテリアのお家をすっきりとさせることができます。

 

 

直線に並べた効率の良い動線

 

ラタンのカゴと壁タイルが素敵な造作洗面台から、ランドリールーム、浴室へと一直線に配置した間取り。

広々としたランドリールームには2本のバーを設け、雨の日の部屋干しも楽々。

普段は引き戸を開けることで風通しも良く家事をしやすく、来客時は閉めることですっきりと見せられます。建具を白色にして存在感を減らしたところもポイントです。

 

 

まとめ

今回は感染症対策の観点から注目されるようになった、「衛生動線」についてご紹介しました。

毎日使うものだからこそ使い勝手を良くしたい水周りですが、配置によっては家族間や来客時などで気になってしまい、その後の住みやすさにも影響する可能性があります。

これから新築注文住宅を検討される方は、ご家族で普段の生活スタイルや水周りの不満点などを話し合って、自分たちに合う衛生動線についても検討してみるといいでしょう。

 

エルクホームズには経験豊富な設計士が在籍しており、お客様の理想の暮らし方に合わせて一邸ずつ自由設計での住まいづくりを行っています。

山口・広島でおしゃれで快適な住まいづくりを叶えたい方は、エルクホームズの展示場をぜひ一度ご体感ください。

 

 

 

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