玄関まわりの便利な収納!シューズクロークの最適な広さとは?
2025.07.03
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#家づくりノウハウ
新築注文住宅をこれから建てたいと考えている方にとって、「玄関まわりの収納」は意外と悩ましいポイントのひとつではないでしょうか。どの程度の大きさが必要なのか、動線はどうすべきかなど、考えたいことがたくさんありますが、山口県・広島県でのお家づくりで最近注目されているのが「シューズクローク」です。
靴だけでなく、傘やベビーカー、アウトドア用品までスッキリ収納できるシューズクロークは、玄関をいつでもきれいに保ちたいご家庭にぴったり。
今回は、山口県・広島県の住宅事情や近年のトレンドをふまえながら、「どれくらいの広さのシューズクロークを確保すればよいのか」を分かりやすく解説します。
シューズクロークとは?
シューズクロークとは、玄関スペースに隣接して設ける収納空間のことです。玄関に併設されている下駄箱とは異なり、人が中に入って使うことのできるウォークインタイプのものが主流です。必要に応じて扉を付けたり、ロールスクリーンを取り付けたりして、目隠しができるようにすることも多く、以下のようなものを収納できます。
・家族全員分の靴
・長靴、ブーツなど季節モノの靴
・傘やカッパ
・ベビーカーや子ども用の自転車
・スポーツ用品(ゴルフバッグなど)
・キャンプ道具やBBQセット
・災害用備蓄品
つまり、靴だけでなく「外で使うもの」を家の中に持ち込まずに収納できるのが最大の魅力です。
山口・広島の住まいのトレンドとシューズクロークの需要
山口県や広島県では比較的土地が広く確保できる場合が多いため、延床面積が30〜35坪程度の戸建て住宅が多い傾向にあります。そして家族の靴やアウトドア用品を収納可能な玄関収納をしっかり設ける間取りが近年において人気です。
特に公共交通機関の利便があまりない郊外の地域では、大人1人に1台の車があるライフスタイルも珍しくなく、その分アウトドア用品や車のメンテナンス用品の収納ニーズも高まっています。
また、雨の多い梅雨時期や冬場の天候を考慮して、濡れた靴や傘を一時的に置ける土間収納を作りたいという要望も多くあります。
シューズクロークの適切な広さは?
それでは、実際にどれくらいの広さのシューズクロークを確保すべきなのでしょうか?用途や家族構成に応じた目安をそれぞれご紹介します。
・0.5〜1.0帖の簡易的なタイプ
通常の玄関スペースにプラスで作る簡易型シューズクローク。
家族の靴と傘の収納が可能で、一般的な下駄箱では足りないご家庭におすすめ。
中に入るほどのスペースは無いのでウォークスルーには不向き。
・1.5〜2.0帖の標準的なタイプ
家族の靴や傘に、ベビーカーやアウトドアグッズまで収納可能。
十分な棚を設ければ、日常使い+非常用ストックにも対応。
片側を通り抜けのできる通路式にしたり、またはL字に棚を配置したりするレイアウトが多い。
・2.5〜3.0帖以上の大容量なタイプ
家族全員の靴や傘に、大型収納の機能まで持たせた形状。
4人以上のご家族やアウトドア好きなご家庭にも最適で、子ども用自転車、キャンプ用品、季節家電なども収納可能。
出入口を複数設けることで来客動線と分けられ、家族用玄関としての役割を果たすこともできる。
使い勝手の良いシューズクローク計画のポイント
新築注文住宅のメリットは、シューズクロークを始めとした収納も家族のライフスタイルに合わせて自由に設計できることです。
シューズクロークは「靴を収納する場所」だけではなく、生活の快適さと家事効率を左右する重要なスペース。広さはもちろん大切ですが、それ以上に誰が、どんな用途で使うのかといったそれぞれの需要に合わせて、大きさや棚の配置、他の部屋とのつながりや動線といった細かい設計の工夫が、満足度の高いシューズクローク計画の鍵となります。
住まいにシューズクロークを取り入れたいとお考えの方は、今回の記事を参考に、まずは何をどれくらい収納したいのかから考えてみるといいでしょう。
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