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おしゃれで使いやすいキッチンを叶える!パントリーとは?

2024.05.09

#家づくりノウハウ

当社で住まいを建築された方にそのきっかけをお伺いすると、「子どもの誕生や生活の変化などで今のお住まいが手狭になったから」という答えをいただくことが多くあります。

この「手狭」というのはもちろん部屋の数やリビングの広さなどもあるかと思うのですが、同じくらいクローゼットやキッチン収納などのスペースの不足も含まれているのではないでしょうか。

それを示すように、生活用品のストックや、常温保存のできる食品などを収納する場所として、新築注文住宅にパントリーを作られる方も年々増えています。

 

あれば便利なパントリーですが、デメリットや目的を考えずに採用し、その大きさや配置を間違えてしまうと実際に住み始めてから使いにくい空間になってしまうかもしれません。

そこで今回は、パントリーを住まいに採用するメリット・デメリットと、上手な採用方法をご紹介します。

 

 

 

キッチンの「パントリー」とは?

 

パントリーとはキッチン周りに配置する収納スペースです。キッチンには日常使う食品の他にも常温保存のできる食品、調味料、調理器具、食器、消耗品など、様々なものを使用します。その豊富なカテゴリーの物を一度に収納できるのがパントリーの魅力です。

 

システムキッチンの場合はキッチン自体にも収納する空間がありますが、引き出しを開けたり戸棚を開けたりと中を確認するにも手間が掛かります。

その点パントリーの多くはウォークインタイプの空間にオープンな棚という作りになっていますので、何を収納しているかを一目で確認することができます。

 

 

パントリーを採用するデメリット

 

メリットばかりに思えるパントリーですが、もちろん採用することによるデメリットもあります。

1つ目は、パントリーの最大のメリットである収納力を確保するためには、他のスペースを削減しなければならないことです。ウォークインタイプにすると収納の棚部分だけでなく通るためのスペースも必要になり、それだけ空間が必要です。

 

パントリーを作るための十分なスペースは無いけれど、どうしてもパントリーが欲しいという方はウォークインタイプではなく、壁面の一部に設けるという方法もあります。

 

 

2つ目は、パントリー内をきちんと整理整頓していないと、何が入っているのか分からなくなってしまうことです。

収納スペースが増えたことで、買い物に行った際に安くなっている商品をまとめ買いして備蓄する場面も増えるかと思うのですが、買ってきたものをやみくもに入れてしまうと後で必要になった時に取り出すのに手間が掛かってしまう恐れがあります。

 

収納するものの品目ごとにきちんと領域を分けて整理整頓をし、計画的に買い物をする必要があるでしょう。

目線の高さにはよく使うもの、下の方には重たいもの、目線より上の方には軽く使用頻度の少ないもの、といったようにルールを作っておくと整理整頓もしやすくなります。

 

 

3つ目は、パントリーとキッチンを行き来するための動線が長くなってしまうことです。

パントリーはキッチンとは別の空間だからこそ来客時などに生活感を出さずに収納することが出来るのですが、反対にパントリーに収納しているものが必要になった際は、その度にキッチンからパントリーまで移動する必要があります。

 

またパントリーの中には食材や調理に使う物だけでなく、トイレットペーパーや住宅用洗剤などの消耗品を入れる場合もあります。

キッチンのすぐそばに配置するのがいいのか、キッチンから水周りへの動線上に配置すべきか、帰宅してすぐに収納できる場所にすべきかは実際にその家で暮らす人によって異なるでしょう。

 

 

 

使いやすいパントリーを作るために

 

パントリーを新築注文住宅に採用する際は広さだけではなく、収納するものを考えてその大きさを決めることが大切です。奥行きが深いと奥の物が取り出しにくくなってしまいますが、反対に奥行きがなさすぎると、保管したいものが保管できなくなることもあるからです。

適正な大きさのパントリーを作るためには、事前に何を収納するのかを決めておくことが大切です。

 

またライフスタイルの変化により、収納したいものが変化することもあります。パントリーの収納棚を可動式にしておけば、その変化に合わせて棚の高さを柔軟に変更できます。

 

最後にパントリーは密閉された空間になりやすく、密閉されていると熱や湿気がこもりやすくなります。熱や湿気があることで食料品や日用品が傷む可能性もあるため、換気しやすいように間取りには気を付けましょう。

 

 

 

まとめ

 

今回は共働き世帯にも人気の高まっている、パントリーのメリット・デメリットと上手な採用方法をご紹介しました。

新築注文住宅を検討されている方は、収納力不足を適切な収納計画で解決して、快適な暮らしを叶えましょう。

 

エルクホームズでは、専任の建築士が1邸ごとにお客様の住まいをプランニングする、全邸自由設計での住まいづくりを行っています。

趣味のスペースや大開口の吹き抜けといった夢の暮らしを叶える間取りだけでなく、家事の効率が良くなる動線づくりなど、お客様それぞれに寄り添ったご提案をさせていただきます。

貴方の理想とする間取りや要望を、ぜひエルクホームズの展示場にてお聞かせください。

 

 

 

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