エルク通信 エルク通信

  1. HOME
  2. エルク通信
  3. 冷えは万病のもと?暖かい住環境で冬も健康に過ごそう

冷えは万病のもと?暖かい住環境で冬も健康に過ごそう

2022.12.08

#性能のハナシ

日に日に気温が低くなり、日も短くなって、出かけるのが億劫になってしまう季節ですね。

風邪をひきやすい時期は外出を避け、休日もお家で過ごされる方も多いかと思いますが、どうせなら家での時間も楽しく健康的に過ごしたいですよね。

そこで今回は、注文住宅をお考えの方必見の、冬を健康に過ごすための住環境についてご紹介します。

 

 

心疾患や脳血管疾患は冬場に増加

 

日本人の主な死因はがん・腫瘍と、心疾患や脳血管疾患に代表される循環器疾患ですが、がん・腫瘍による死亡者数が年間でほぼ一定であるのに対し、心疾患や脳血管疾患は冬場に増加しているのが特徴です。

これは、寒さによる血圧の上昇が、循環器疾患を招いていると考えられるためです。

国土交通省の調査によると、室温が20℃から10℃まで低下すると、80代の男性の血圧は10.2上昇、女性は11.6上昇するというデータが発表されています。

たとえ健康な人であっても、暖房したリビングから寒い廊下に出ただけで血圧が10以上も上昇したら、それだけでも身体への負担は相当なものになり、ヒートショックを引き起こす大きな原因となります。

 

 

WHO基準を下回る日本の住宅

 

2015年に出されたイングランド公衆衛生長の指針によると、人が健康でいられる温度は21℃前後、16℃以下になると深刻な健康リスクが高まるとされ、室内は最低でも18℃以上が望ましいとされています。

また2018年11月にWHO(世界保健機構)で「住まいと健康に関するガイドライン」が策定され、中には「室温は寒さによる健康被害から居住者を守るために十分高くなければならず、寒い季節に安全な温度として18℃以上を提案する」と記載されています。

 

では、現在の日本の住宅では室温はどのくらいなのでしょうか?

国土交通省が2019年に実施した、平均年齢57歳の住宅2190戸の冬の平均室温を調査した結果は以下のとおりです。

 

居間:平均値16.8℃(18℃以上は全体の61%)

寝室:平均値12.6℃(18℃以上は全体の10%)

脱衣所:平均値12.8℃(18℃以上は全体の11%)

 

多くの住宅がWHOの基準を下回っていることがわかります。

そして日本の約4割の住宅は、過ごす時間が長い居間ですら18℃を割り込んでいることから、決して健康的な空間ではないと指摘されています。

 

 

冷えに伴って起こる不調

 

高血圧に代表される循環器疾患は、高齢の方だけが気を付ければいいと思われるかもしれません。しかし、冷えが原因と考えられるトラブルは後を絶たず、どの世代にとっても避けたいのではないでしょうか。

 

トラブルの例

・髪のトラブル(抜け毛、白髪、薄毛など)

・目のトラブル(ドライアイ、老眼、近眼、疲れ目など)

・肌のトラブル(乾燥肌、かゆみなど)

・痛みのトラブル(肩こり、腰痛、頭痛、月経痛など)

 

低温状態によって体は緊張状態となり、寝つきが悪くなるそうです。自律神経も乱れて体の末端部と心臓とのリズムが合わなくなり、血液循環の機能が低下して脳の血行も悪くなり、上のようなトラブルを招くほか、活動の意欲も低下してしまうとされているため、12℃を下回ることは回避すべきであると言われています。

海外の研究では、12℃以下の部屋で寝ている子供は喘息のリスクが上がるという報告もあります。

 

 

断熱性能の低い住宅は結露が発生する

 

窓のサッシなどに結露がついているのを見たことはありませんか?

結露は、温かく湿った空気が冷やされることで起こります。温度が低いところに水蒸気が触れ「水」になった状態です。断熱性能が低い住宅では、クローゼット内部の表面温度が外気温近くにまで下がり、「結露・カビ」の発生した例もあります。

そのまま放っておくと、衣服や寝具にカビが付くことで呼吸器官に悪影響が出る可能性もあります。

 

 

健康で過ごせる住宅にするには?

 

では、注文住宅で健康に生活する上で大切なことはなんでしょうか?それはずばり、暖かい家に住むということです。

そう考えるとたくさん暖房を使えばいいのでは?と思われるかもしれませんが、リビングや寝室など部屋ごとの暖房だけでは急なヒートショックを防ぐことはできません。

また昔ながらの住宅ではストーブ上にやかんを置く光景が多く見られましたが、それでは暖められた水蒸気がどんどん窓など家の冷たい部分に触れ、結露となってしまいます。

ポイントは注文住宅の断熱性能を高めること、室内の湿度を高くしすぎないこと、そして家の中に冷たい部分を作らないことです。家の中の温度を一定に保つことができれば、部屋ごとの温度差が少ないためヒートショックを防ぐことができ、結露によるカビの心配も不要になります。

 

エルクホームズの家は高い断熱性能・気密性能が標準仕様。国内最高クラスの断熱サッシに、エアコン1台で家じゅう快適な空調、全熱交換24時間換気システムを採用し、寒い冬も暑い夏も快適な住環境をお届けしています。

山口・広島で注文住宅をご検討されている方はぜひ一度、エルクホームズの快適な住まいをご体感ください。

 

 

↑資料請求はコチラ

 

↑来場予約はコチラ

 

ページトップに戻る
ページトップに戻る