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見落としがち?戸建て住宅の防犯対策

2022.05.12

#家づくりノウハウ

戸建て住宅を購入する時できるだけ好みのデザインにしようと外観をこだわったり、使いやすく快適な暮らしを実現しようと設備や間取りを見比べたりするかと思います。

大きな買い物ですので土地や建物、設備にインテリアやエクステリアと決めることも多く、なかなか防犯対策にまで気が行き届かないものなのですが、もし空き巣の被害にあってしまったら?

快適な生活どころじゃなくなってしまいますよね。

そんなことにならないためにも、今回は新築時に真剣に考えておきたい、戸建て住宅の防犯対策についてご紹介します。

 

 

データで見てみよう

 

 まず、日本全国で発生している侵入窃盗についてのデータをご覧ください。さまざまな防犯設備が登場している現在では、平成15年以降、侵入窃盗の認知件数は減少傾向にあります。しかし、それでも令和2年の侵入窃盗事件は44,093件存在しており、このうち住宅対象の侵入窃盗は22,299件もありました。

一日当たり、全国のどこかで約61件(住宅対象)の侵入窃盗被害が発生しているという数字になり、決して他人事ではないのです。

 

<空き巣などの住宅形態別認知件数>

(警察庁「令和2年の刑法犯に関する統計資料」より)

 

さらに、侵入窃盗の住宅形態別認知件数では、一戸建て住宅が最も割合が多く、全体の73%にもなります。上図のように年々減少傾向にあると言われる空き巣被害ですが、特に戸建て住宅においてはまだまだ決して少なくなったとはいえない状況が続いています。

それでは、空き巣犯はどこから家の中に侵入してくるのでしょうか?これについても統計資料のデータをご紹介します。

 

<空き巣などの侵入口>

<空き巣などの侵入手段>

(警察庁「令和2年の刑法犯に関する統計資料」より)

 

戸建て住宅で起こる空き巣被害については、圧倒的に「窓」からの侵入が多いことが分かります。また気を付けておきたいのは、侵入手口で最も多いのが「無締まり」だということです。テレビドラマのイメージから空き巣犯は玄関のカギをピッキングなどで開けて侵入すると考えている方もいらっしゃるのですが、実際には、住人が鍵を閉め忘れた窓から侵入されたことが原因ということが多いようです。

 

 

空き巣犯の心理を考えて戸建て住宅の防犯対策をしよう!

 

 

ここまでのデータを見れば、戸建て住宅購入時には防犯対策を無視してはいけないということがわかると思います。自分が空き巣被害に遭わないためには、どういった事を考えておけば良いのでしょうか?

空き巣犯というのは、綿密な下見の元に犯行を行うと言われており、侵入に適した環境なのかどうかを予め確認しているそうです。一般的には、以下のような点を見ていると言われています。

 

・対象の戸建て住宅の人通りが少なく、人目につかない場所か?

・対象の戸建て住宅は侵入しやすく、逃げやすい場所か?

・対象の戸建て住宅の住人が留守にすることが多いか?

 

自分が犯行を行う際に誰かに見られる可能性をできるだけ少なくするため、狙った家の周辺の人通りなどを下調べするそうです。また、ご近所づきあいなどが良好な地域は、よそ者がいると不審に思われることが増えるため避ける傾向があります。

駅に近いかどうかもポイントになります。これは駅に近い地域ほど、万一誰かに見つかったとしてもすぐに人ごみに紛れることができるためだと言われています。繁華街の近くにある住宅街なども同様に注意が必要です。

最後の「留守が多いか」に関しては、実際にインターホンを押して確認してみたり、ポストにチラシが溜まっていたりしないかなどで確認すると言われています。

 

 

戸建て住宅の新築時に考えておきたい防犯対策とは?

 

 

新築戸建て住宅の購入時に検討しておくべき防犯対策についてもご紹介していきましょう。空き巣犯の心理を考えると、どういった防犯対策が必要なのかはある程度想像ができると思います。

まず重要になるのが、そもそも空き巣犯が犯行を嫌う状況を作るということです。

例えば、日ごろからご近所づきあいを小まめに行う、周辺住民と協力してゴミ出しのルールは守るなどが、地域全体として防犯対策にとても有効だと考えられます。しかし、後から自分で環境を変えていくことはなかなか難しいので、土地探しの際には周辺環境までチェックできるといいですね。

 

次に、自宅が空き巣犯の狙いやすい環境になっていないかの確認をしましょう。

・塀が高い、背の高い庭木があるなど、周囲からの目を遮るものがないか

・庭木、屋根付きガレージ、物置など、侵入の際の足場になるようなものがないか

・窓ガラスや窓の鍵が破りやすいかどうか

 

空き巣犯は他人の目から隠れながら犯行を行いますので、空き巣犯が隠れやすい環境になっていないかは要チェックです。通りから戸建て住宅の敷地内が全く見えないようなつくりだと、安心して窓などを破り侵入されてしまいます。

また、犯行を防ぐには、侵入するのに「時間がかかる」と思わせることも非常に重要だと言われています。具体的な戸建て住宅の防犯対策をご紹介しますので、目的に合うものを導入してもいいでしょう。

 

・防犯ガラスを導入する

空き巣犯の主な侵入口は「窓」なので、ガラスを割るのに時間がかかる防犯ガラスは非常に有効な防犯対策になります。戸建て住宅の新築時には防犯ガラスを使用するなどの対策を行いましょう。

 

・補助錠を取り付ける

鍵の数が多ければ、侵入犯も鍵をやぶるのに時間がかかります。玄関はもちろん、サッシなどにも補助錠をつけておけば、かなりの防犯対策になるでしょう。

 

・屋外照明をつける

空き巣などの多くは夜間の留守中に侵入するものだそうです。したがって、この対策としては屋外照明を取り付けるという方法が有効です。

 

・防犯カメラを設置する

防犯カメラは、犯行の証拠を撮影するためのものと考えられがちですが、犯罪の抑止効果もあります。

 

 

まとめ

 

今回は、新築戸建て住宅の購入を検討した際に、皆さんが注意しておきたい家の防犯対策についてご紹介しました。

年々減少傾向にあるとはいえ、毎年多くの空き巣被害が発生しているということを忘れてはいけません。特に狙われやすい戸建て住宅においては、空き巣犯の狙いやすい環境になっていないか注意していきましょう。

現在、新築戸建て住宅の購入を進めている方で「防犯対策の事を忘れていた」という方がいましたら、ぜひこの記事でご紹介した対策を思い出していただければ嬉しいです。

山口県・広島県で新築戸建て住宅をご検討されている方はぜひ一度お近くのエルクホームズにご相談ください。

 

 

 

 

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